理事・役員紹介

理事長
宇田 陽一
直前理事長
橋爪 政吉
副理事長
向井 新悟
副理事長
下田 硬範
副理事長
堀江しおん
専務理事
山本 拓一
総務委員会
委員長:前田 雄大 副委員長:森田 和樹
渉外委員会
委員長:安田 直矢 副委員長:森崎 善丈
地域を牽引するリーダー育成委員会
委員長:石川 隆将 副委員長:廣岡 辰一、吉村 裕輝
未来に希望を持てる青少年育成委員会
委員長:西尾 直也 副委員長:城山  源
希望溢れるまちづくり委員会
委員長:太田 幸吉 副委員長:高木 俊道
監 事
小久保秀峰、金子 研世

理事長所信

2016年度理事長 宇田 陽一


理事長 ■はじめに
 1989年に旧5町をひとつにするべく、志摩の推進力とならんことを誓った先輩諸兄の当時の熱いおもいは伝承されず、解散の危機に見舞われていた年に私は入会し、当時同期入会者3名を加え、2009年志摩青年会議所正会員は13名でありました。
 しかし、2011年度志摩青年会議所で初めて、三重ブロック協議会会長を輩出する機会を得たことを皮切りに、残された会員一人ひとりが出向を通じて、他LOMの方々から得た気づきをLOMに持ち帰ることを繰り返し、個々の正会員の成長と志摩青年会議所としての進化を少しずつ歩んで来ることができました。そして、志摩青年会議所の運動に賛同して頂ける志を同じとする仲間が更に集まりはじめました。
 また、2014年度創立25周年で、新たな目標を掲げ、先輩諸兄が紡いで来た歴史に真剣に向き合うお約束を決意文として発表致しました。
 本年度もひとづくりとまちづくりを基軸として、会員の資質の向上と拡大、過去から紡いできた事業をより昇華させ未来へ伝承する担いを使命とおもい、挑戦し続けて行くことが必要と考えます。

■指導力経営力開発・青少年育成・郷土愛育成
 先輩諸兄がこの町に住まう人々が心豊かに生きて行ける未来におもいを込め、旧5町から志摩市への合併に寄与して、12年目にあたります。そして、このまちを愛するたくさんの方々が旧5町の垣根を取り除き、志摩人としてのこころをひとつにする為、運動を展開してきました。
 しかし、志摩青年会議所運動、志摩市行政運営をみても、未だに旧5町の閉塞的な考え方が抜けきれていないと感じます。そこで今一度、今までの運動を検証し、本当に目的が達成できる時代背景に沿った目標を取り入れてきたのか、再度確認する必要があります。
 そして我々、志摩青年会議所正会員が指導力・経営力開発として、JAYCEEとして組織を導く指導者として修練を繰り返し、重ね積み上げていく個々を形成し、その運営能力を志摩青年会議所の目的達成に向け、習慣性にしなければなりません。そのために、物だけが発展し、進化を遂げていくこの時代に、忘れ取り残されかけている志摩人としての利他精神、物と心の既知と未知への探究にこころを躍らせ好奇心を育み、探究と実践を繰り返す習慣性を身につけ、JAYCEEとして地域を能動的に牽引して行かなければなりません。
 また、次の時代を担う青少年に旧5町に捉われない、志摩人としての志摩に纏わる歴史や文化を探求し続けることで気づきを得ることが出来、郷土愛が芽生え、志摩人としての精神文化に矜持がもてる青少年育成に取り組むことが先輩諸兄の意志の伝承に繋がると考えます。さらには、時代背景は違えど、地域を突き動かし牽引してきた世代は地域を愛する青年であり、原動力は強い心、精神そのものにあると考えます。
 だからこそ、青少年育成に志摩人としての自身を成長させる為の既知と未知の好奇心の育成、他者の笑顔こそが自身の笑顔の創出になる事を実践で体感できる、心豊かに生きる為の利他精神の育成を運動として取り組んでいきます。

■社会開発
 志摩は立地条件的にも閉塞感がみられる地域です。その地域性からか、我々は団体としても、どうしても視野の狭い考え方のまま活動してしまっている現状があります。視野の狭さは考え方自体を閉塞化させ、希望に満ち溢れた趣向の乏しさが生活の面でも垣間見ることが多々あります。
 人でも物でも一定の場所に固執して留まり過ぎると埃まみれになり、やがて朽ちてしまうと考えます。時代の流れが移り速い時代だからこそ、我々志摩青年会議所会員が出口を見つけ出し迅速かつ的確に判断し行動して行くことがこの町に住まう人々の先駆者になると考えます。ひとつの目的を住民一人ひとりが自覚と責任を持って実践することで必ず明るい豊かな社会が構築出来ると信じています。そこで先ず、我々が能動的に必要な場面や場所に靴底をすり減らすことを得と認識し行動し、幅広い視野と世界観でまちを創造して行きます。
 そして、昨年度民間レベルによる志摩市中長期計画の策定と題し、民間団体と地方自治体と会議体で忌憚なく話し合える場を確立できた事で、民間団体や地方自治体も、違いは個々が所属する組織の違いだけで同じ志摩人であることに気づきを得ました。本年度も、志摩人として志摩の未来に明るい希望を見出せる社会開発事業を展開して行かなければなりません。
 また、歴史観をしっかりと見つめなおし継続事業であるロードパーティ2016をしっかりと進化させ、歩んで行かなければならないと考えます。さらには、我々の活動地域である志摩は、全域を伊勢志摩国立公園内に所在します。伊勢志摩国立公園は伊勢、鳥羽、南伊勢、志摩で構成されており、我々の活動地域だけではなく、そこに住まう人々も一つの枠組みであるととらえる必要があるため、本年度も活動地域の広域的な地域間交流の場を設定し、3C合同例会、伊勢鳥羽志摩3LOM合同例会の取り組み方を目的に基づき模索し、広域的な志摩の社会的立ち位置を明確にし、取り組んで行くことが更なる笑顔の絶えないまちづくりの一助になれると信じております。

■会員開発・新人研修・会員拡大
何時の世も、人々が世を創り出し、人の感覚で時代を乗り越え、進化させてきました。そして、我々も現在の状況を正確に読み取り、次の時代に明確な目的に沿った目標を定め取り組んでいかなければなりません。
 また、誰かがやってくれる、誰かが変えてくれる、という他力本願的な考えの人々がはびこる世の中で、青年会議所会員はその誰かに選択して頂かなければなりません。だからこそ、我々は、正しい道理を身に付け能動的に活動して行く事が望まれていると考えます。主観で物事を取り組むことも必要ではありますが、それ自体が客観的根幹をもった主観でなければなりません。どんなに努力をしても、どんな行動を起こしても、方向性がぶれると、取り返しがつかない人生になる危険性もありますし、他人に迷惑をかける可能性もあります。我々はしっかりと芯の通ったぶれない思考力と判断力を備え、実践し続ける必要があります。
 何不自由ない時代だからこそ、本質を探究することを怠り、感覚で判断しやすくなると考えられます。当たり前のことに疑問を持ち、それを問題提起し仮説を立て行動に移す、後に検証を重ね解決していく。それこそが本質の見極めになり、真の目的をもった行動となり、その行動には結果がついてくると信じております。やがてそれは時間を経て歴史に寄与できた活動になるはずです。それが伝統となり、伝承者になるのです。そのために、志摩青年会議所正会員の資質の向上を求め、勉強会や事業、出向を通じた会員開発、新入会員の皆様が委員会に配属された時点でJAYCEEとして運動出来るように、志摩青年会議所正会員として青年会議所運動の基礎を学べる新人研修を行います。
 また、本年度、志摩青年会議所は期首会員36名で運動を展開していきます。昨年度は、会員拡大会議を理事会の都度開催をし、目標拡大数を上回ることが出来ましたが、なぜ会員を増加しなければならないのか理解をしている正会員は殆どいないのが現状です。青年会議所運動を一人ひとりの人生において、どのように向き合い歩んでいるか、真剣に考えれば必ず会員個人と青年会議所の理念が同じであることに気づきがあると信じています。
 さらには、志摩青年会議所の目的を達成するための組織に必要な人数は何名なのか、将来に対して運動を展開していく準備も含め、より多くの同じ志をもった会員の拡大、会員の連携と指導力の啓発に努めて行きます。より多くの仲間の培った知識や今後養う知識を会員間で実践することにより、会員個々の摩擦が多くなり、より気づきの機会が増え、共感や共有出来る感覚が身につくと考えます。より多くの感覚を身につけることこそが逞しい個を形成すことなり、郷土愛溢れる、情熱に満ちた地域の能動者にならんことを誓います。

■最後に
 「やりたいこと」こんな話題を生活の中、よく耳にし、会話する機会があります。青年会議所で自己に対する研鑽と啓発の必要性を学びました。自分の人生において如何に正しい判断が求められ、能動的に行動出来るかで生き方が変わります。既知からなる現実をしっかり受け止め、未知の可能性を信じ、後悔のない人生にして行きたいと私自身も努力して行きますし、すべての方々に素晴らしい人生を築いて頂きたいと願うばかりです。
 私の38年間の人生を振り返り、歩んできた世代で検証してみました。十代の価値観でやりたいとおもったことを実行に移すと他者に迷惑をかけ続けた記憶が甦がえり、只の自己満足の為に欲をみたしていたようなことが検証できます。そして、二十代はやりたいことではなく生活を営む上で他者の真似事のように色んなことを実行に移してきました。私が関わらせて頂いた方々に必要とされた小さな出来事が増えて行った様におもえます。今、思い返すとそこに、利他精神を気づかせて頂き、また習慣性を学ばさせて頂きました。三十代で青年会議所の門を叩き、本質に触れる経験を沢山与えて頂いた様におもえます。やりたいことは、得た知識を実践することで感覚として経験に成ります。人は既知から成る経験でしか判断出来ないのです。
 青年会議所は様々な経験から気づきを得られる場であり、限られた時間です。だからこそ更なる知識を蓄え、気概を持ち実践して行くことで正しい判断力が身に付き、個々の成長につながるのです。それは、やりたいことではなく、やらなければならないことに気づいて行けるのです。
 先輩諸兄から紡いできた歴史に敬意と感謝を持ち続け、今後の志摩青年会議所運動に使命を持ち尽きるおもいであります。このまちを愛し、探究し続けることをお約束致します。 最後に我々、志摩青年会議所会員がJAYCEEとして能動的に地域を牽引していく所存であります。ご支援、ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

基本理念
事業の実践を通じて率先性と他者からの価値観の学びを重ね、
JAYCEEとしての能力を磨くことにより、元気溢れる
志摩のひとから希望に満ち溢れるまちを創出する。

重点事業
指導力開発
・努力を継続できる人材の育成
・組織を導く為の指導者の育成
青少年
・自身を成長させる為の既知と未知の好奇心の育成
・心豊かに生きる為の利他精神の育成
郷土愛育成
・志摩に纏わる歴史と文化の探究と調査
・まちづくり会議と事業の開催を通じた志摩人としての精神文化の矜持の育成
社会開発
・創始の目的を達成する為のロードパーティ2016の開催と事務局運営
・市民でもてなすなぶらパーティの開催
会員開発
・3LOM合同例会を通じた会員間の絆の構築
・例会、事業を通じた志摩青年会議所正会員としての資質の向上
・出向を通じたJAYCEEの育成
新人研修
・委員会活動ができるためのJAYCEEの育成
・三信条に基く青年会議所活動の基礎学習
会員拡大
・志摩青年会議所の進化と目的達成の為の運動員の拡大
総務
・志摩青年会議所の処務の円滑な運営
・志摩青年会議所正会員としての意識の統一を図る為の例会運営
・志摩青年会議所の目的達成の為の諸会議の設営
・対外対内の価値観と運動を共有するための賀詞交歓会の開催
・諸会議及び諸事業の設営
渉外
・志摩青年会議所としての品格ある渉外活動
・学び多い出向となる為の出向者の支援

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